山岳民族の森 タイ・メーテン       
ラフ族の村を目指す!

まぼろしの巨大アンタエウスを求めて!


ラフ族の子供も採集の天才!

早朝太陽が昇ると同時に起き出す。なんともすがすがしい朝!日本では眠い目をこす りながら満員電車でゆられているのと大違いである。

高床式なので寝ている下を、ひよこを連れた親鶏が餌を探して通って行く音が聞こえ てくる。と思えば放し飼いの犬も同じように朝食を求めて走り回っている。(この犬 とは便所から出たときにはち合わせになりビックリ!双方が目をあわさないようにス タスタと逃げた仲である。)

朝の散歩をはじめると、村の子供が私達の顔を見るなりいきなり山に駆け上がる。元 気好いなぁと感心してると、なにか虫を手に持ち下りてくるではないか。なんとも勇 ましい。タイのヒメカブトのようだ。お駄賃はまたしてもあめ玉である。(あまりた くさんもってくるので、最後は、もう虫は要らないよっていう感じである)

やはりラフ族の子供も昆虫採集の天才であった。私達が探すことのできない虫をいと も簡単に探し出してくる。おまけに彼らは素足にサンダル履きである。私達のトレッ キングシューズ(実際には長靴)とは大違い。足に不思議な吸盤がついているみたい に、ぬかるみ、山の斜面もすいすいと駈けて行く。さすがは山岳民族だ。



 
さわやかな朝! まさに雲の中である。


 
おっ? 何を採ってきたの? と見てみるとヒメカブト 例の「プシュー」と威嚇音を出す奴である。



左 失敗トラップ & ヒメカブトを採ってきた竹林!


   
荷物の整理をしているとまた子供が呼びに来た。見てみるとまた何か捕まえている。


 

 


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